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色々
2025/02/02/Sun
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2009/09/16/Wed

「やめろ……っ!!」
 自分でも痛々しくなるくらい悲壮な悲鳴が出た。
 どんなに身を捩っても、馬鹿力は全くゆるまず、びくともしない。
 壁に自分の身体がぶつかってどんどん音を立てる。
「おかしいだろこんなの!」
 振り上げた足の当たり所が悪かったらしく、押さえつけている真っ赤な髪の野郎は一瞬目を細めた。
 ヤバイ。
「……オスカーっていい度胸してるよね」
 にっこり、綺麗な綺麗な微笑。
 血の気がひくと同時に、便所のドアに顔面を押しつけられる。
 覚えているだろうか、オレが便座に座らされていたことを。
「いだっ!!」
 かなりの勢いでぶつけられ、あまりの痛みに目の奥がスパークした。
 そのままエルモの手は、オレのズボンの中に入ってくる。
  こっちはデコが痛くて悶絶気味だというのに……。
「いいね、涙に濡れた目って」
 これは純粋な痛みの為だ!!
 このドSが!!
 片手でデコを押さえ(ちょっと腫れて熱を持ってる)片手で不埒な手に必死で抵抗。
「どうしてやなの?」
 ふ、とうなじに熱い息が吹きかけられ、思わず硬直した。
 その隙を見逃さず、早業で下着の中に手が入り込んでくる。
「やめ……っ!」
 身を捩ってももう駄目だ。弱いところを知り尽くした手が、どんどん欲を暴いていく。
 両拳を握りしめ必死で熱を逃そうとするが、暴力的なほどの快感が脳髄を溶かす。
 脚ががくがく震え、今にも崩れ落ちそうになるのを耐える。
「ほんと、キモチイイことに弱いよねえ、オスカー」
 嘲るような声が聞こえるが、立つことと快感に耐えることに必死でそれどころではない。
 先端をぐりぐり弄られ堪らず膝が崩れるが、股の間に脚を差し込まれ、それも許されない。
「ほら、ちゃんと立って。自分でヤる時も立ってヤったらすごくキモチイイんだよ」
 身体がびくびく波打つ。
 引っかかりはないが扉に爪を立てて逃れようとする。
 あられもない声が出そうで、拳に噛み付く。
 ぽろぽろ涙が零れ、その感覚にすら鳥肌が立つ。
 限界を訴える身体、理性が焼き切れそうになる。
「イかせてあげるよ」
 その一言と同時に、目の前で白がスパーク。
 
「あ……」
 呆然と座り込んだオレの身体を無理矢理反転させ、ドSはにんまりと笑った。
「また勃っちゃった」

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