色々
2010/09/15/Wed
わざと体温を上げた手で煽っていく。
歯を食いしばり、目をぎゅっとつぶり、感じないように必死で耐える姿に悪戯心が芽生える。
服をちらりと捲ると、かなり薄くなっているが相変わらずの情事の痕。
「いや……強姦かな」
思ったコトを口に出しただけなのだけど、今自分がやってることも同じだと気づき、知らず苦笑が零れた。
氷河は内股を撫でる不埒な手に耐えることに必死なのか、聞いていなかったようだ。
雷とのセックスも、僕にこんな風に触られることも、恐怖が伴うだろうな。
雷とヤる時はどうなんだろうか。その恐怖を快感に代えるのは愛情なのだろうか。
じゃあ僕のこの”いやがらせ”に感じてるのは、ただの生理現象?
氷河の半身は、可哀相なくらい張り詰めている。
「もしかしてご無沙汰?」
真っ赤になって顔を背ける。
「淫乱な氷河だったら一日触ってもらえなかっただけでもギンギンになりそうだよね」
諦めたような態度が気に食わず、わざと意地の悪いことを言ってやるとみるみる怒気が膨れあがった。
それに伴い、抵抗も始まる。あ、ちょっと面倒。
「ご無沙汰なんでしょ? 雷に弄ってもらえないから待ってたの? それともそういう、焦らすプレイ?」
僕はノーマルなセックスが好きだなぁ~と心にもない言葉を氷河の耳に吹き込みながら、氷河のモノをぐりぐりといじめる。
その途端に甘く掠れた喘ぎ声。霧散する怒気。
雷とのセックスの時は聞こえてこない、情欲しかない声。
「やめろッ……んっ……」
瞳も甘く溶けていく。
それでも悔しいみたいで、必死に感じないように無駄なあがきをする姿。
気付けばお知り合いのオンナノコ達にしているように、顔を見て、反応を伺って、イイ所を探していた。
先端の方をねちっこく攻められるのがイイみたいで、度々嬲ってやると素直な反応。
体重に押し潰されて動けない胴体の代わりに、膝から下がばたばたもがく。
「しつ……こいッ」
悶えながらも潤んだ瞳で睨まれた。
なんだこれ。
自分のモノも気付けばかなり反り返ってしまい、ボトムが痛い。
「怖いおねーさんは何時に帰ってくるの?」
ビクッと目を見開き、僅かに戸惑った後目を伏せて「わからん……」
「どうする? おねーさん帰ってくるまでこうしてる?」
やわやわと握りこむと、“耐えられない”というように頭を振る。銀糸のような髪がソファとこすれあい、ざり、と音を立てる。
「もういいからっ……はやく……ッ」
言わんとしてることは理解してるな。
「はやく、何?」
余裕を装って焦らす。
やばい、僕もヤバイから早く言え。
「ぃ……ッ……イかせ……っ」
堪えきれない涙が頬を転がる。
キた。
氷河から手を放すと、自分のモノを慌ただしく取り出し彼のモノと一緒に握る。
「何……っ! や、だ、」
びっくりした氷河が逃げようとするが、後はもう喘ぎ声しかでない。
これ、僕もかなりキモチイイ。
自分もいいように、ぐりぐり先端同士を擦り合わせる。
きっと端から見たらSEXしてるみたいなんだろうなぁ。
「ぁ……っ あっ……でる……ッ」
もう余計な事は考えられない。
必死で腰を押しつけ、ほぼ同時に射精した。
「…………」
そして思い切り殴られた。
「…………」
お互い、無言。
部屋に充満するニオイ。
「ばれるな」
怒りすぎて絶対零度になっている氷河の声。
「そだねー」
わざと気楽に言うと、横目で見られた。
痛い痛い。視線が痛い。
「怒らせちゃうね。どうしようか」
顔を覗き込むが、ふいとさけられた。
「……お前本当に何がしたいんだ」
あれ。
雰囲気が変わった。
怒ってるとも違う。なんだか沈んだ様子だ。
「なにが」
「こんなことばれたら雷が怒り狂うの知ってるだろ」
目を合わせてこない。
「知ってるよ」
ため息が聞こえる。
「そう」
立ち上がる気配がしたから、慌てて付け加える。
「何で諦めるの?」
びくっと肩が揺れる。
「今からでも遅くないでしょ?」
歯を食いしばり、目をぎゅっとつぶり、感じないように必死で耐える姿に悪戯心が芽生える。
服をちらりと捲ると、かなり薄くなっているが相変わらずの情事の痕。
「いや……強姦かな」
思ったコトを口に出しただけなのだけど、今自分がやってることも同じだと気づき、知らず苦笑が零れた。
氷河は内股を撫でる不埒な手に耐えることに必死なのか、聞いていなかったようだ。
雷とのセックスも、僕にこんな風に触られることも、恐怖が伴うだろうな。
雷とヤる時はどうなんだろうか。その恐怖を快感に代えるのは愛情なのだろうか。
じゃあ僕のこの”いやがらせ”に感じてるのは、ただの生理現象?
氷河の半身は、可哀相なくらい張り詰めている。
「もしかしてご無沙汰?」
真っ赤になって顔を背ける。
「淫乱な氷河だったら一日触ってもらえなかっただけでもギンギンになりそうだよね」
諦めたような態度が気に食わず、わざと意地の悪いことを言ってやるとみるみる怒気が膨れあがった。
それに伴い、抵抗も始まる。あ、ちょっと面倒。
「ご無沙汰なんでしょ? 雷に弄ってもらえないから待ってたの? それともそういう、焦らすプレイ?」
僕はノーマルなセックスが好きだなぁ~と心にもない言葉を氷河の耳に吹き込みながら、氷河のモノをぐりぐりといじめる。
その途端に甘く掠れた喘ぎ声。霧散する怒気。
雷とのセックスの時は聞こえてこない、情欲しかない声。
「やめろッ……んっ……」
瞳も甘く溶けていく。
それでも悔しいみたいで、必死に感じないように無駄なあがきをする姿。
気付けばお知り合いのオンナノコ達にしているように、顔を見て、反応を伺って、イイ所を探していた。
先端の方をねちっこく攻められるのがイイみたいで、度々嬲ってやると素直な反応。
体重に押し潰されて動けない胴体の代わりに、膝から下がばたばたもがく。
「しつ……こいッ」
悶えながらも潤んだ瞳で睨まれた。
なんだこれ。
自分のモノも気付けばかなり反り返ってしまい、ボトムが痛い。
「怖いおねーさんは何時に帰ってくるの?」
ビクッと目を見開き、僅かに戸惑った後目を伏せて「わからん……」
「どうする? おねーさん帰ってくるまでこうしてる?」
やわやわと握りこむと、“耐えられない”というように頭を振る。銀糸のような髪がソファとこすれあい、ざり、と音を立てる。
「もういいからっ……はやく……ッ」
言わんとしてることは理解してるな。
「はやく、何?」
余裕を装って焦らす。
やばい、僕もヤバイから早く言え。
「ぃ……ッ……イかせ……っ」
堪えきれない涙が頬を転がる。
キた。
氷河から手を放すと、自分のモノを慌ただしく取り出し彼のモノと一緒に握る。
「何……っ! や、だ、」
びっくりした氷河が逃げようとするが、後はもう喘ぎ声しかでない。
これ、僕もかなりキモチイイ。
自分もいいように、ぐりぐり先端同士を擦り合わせる。
きっと端から見たらSEXしてるみたいなんだろうなぁ。
「ぁ……っ あっ……でる……ッ」
もう余計な事は考えられない。
必死で腰を押しつけ、ほぼ同時に射精した。
「…………」
そして思い切り殴られた。
「…………」
お互い、無言。
部屋に充満するニオイ。
「ばれるな」
怒りすぎて絶対零度になっている氷河の声。
「そだねー」
わざと気楽に言うと、横目で見られた。
痛い痛い。視線が痛い。
「怒らせちゃうね。どうしようか」
顔を覗き込むが、ふいとさけられた。
「……お前本当に何がしたいんだ」
あれ。
雰囲気が変わった。
怒ってるとも違う。なんだか沈んだ様子だ。
「なにが」
「こんなことばれたら雷が怒り狂うの知ってるだろ」
目を合わせてこない。
「知ってるよ」
ため息が聞こえる。
「そう」
立ち上がる気配がしたから、慌てて付け加える。
「何で諦めるの?」
びくっと肩が揺れる。
「今からでも遅くないでしょ?」
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