色々
2009/10/08/Thu
ざっと風が走り、対峙した相手の気配が掴みにくくなる。
戦闘は得意じゃないんだけど。そう呟きながら、魔術の構成を編む。
「コンビネーション2-7-4!」
指を突き出して叫ぶと、白い電気の塊が勢い良く飛び出した。
威力が足りない。
気づくが早いが、咄嗟に横っ飛びに逃げた。
さっきまで自分のいたところが破裂する。
ぞっとしながらも更に魔術を編み上げようとした瞬間、構成が霧散した。
目の前に、死んだはずの魔女が立っていた。
反射的にティッシを見ると、死人のような顔色をしている。
一瞬、理性を失った。
気づくと、魔女の姿をした何かと自分の右腕が燃えていた。痛みはまだ感じない。
長引く戦闘に疲れてもいたのだろう。元々本調子ではない身だし、慣れない攻撃魔法で精神の疲弊もひどかった。
それにしても激昂するのは下手をすれば死を意味する。
腕一本なら、運が良かった方だ。
悲鳴を上げたティッシが消し止めてくれたが、この右腕を完治させるには時間がかかるだろう。
ああもう、うんざりする。
コミクロン萌えです。
おさげと人造人間を出さないようにしたらエセ戦闘に。
難しい……。
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